コーヒー豆の選考


本質と趣旨を守ります。すべてを見える化します。

 

応募資格

厳選された1種類の
コーヒー豆

  • 複数のコーヒー豆を混ぜ合わせたブレンドではなく、1種類のコーヒー豆を使った製品です。
  • 特定の農園での生産履歴を記録することが求められます。また、コーヒー豆のフレーバーにオリジナリティが求められます。
  • 特定の地域で栽培されたコーヒーならではの特徴を持つことが求められます。
  • コーヒー豆は、赤道を挟んで北緯25度から南緯25度の地域で生産されていることが求められます。
  • 生産農園と生産者へのトレーサビリティが確保され、それが明記されていることが求められます。
  • コーヒー豆は、十分に識別可能な、公平で合法的な農園または荘園で栽培されたものでなくてはなりません。
    
    

配合されたコーヒー豆

  • さまざまな生産地のコーヒー豆をブレンドして作り出された、さまざまなフレーバーを醸し出す奥深いコーヒー製品です。
  • コーヒー豆は、赤道を挟んで北緯25度から南緯25度の地域で生産されていることが求められます。
  • 生産農園と生産者(1つ以上)へのトレーサビリティが確保されていることが求められます。
  • コーヒー豆は、十分に識別可能な、公平で合法的な農園または荘園で栽培されたものでなくてはなりません。
    

厳選アラビカ
コーヒー豆

  • 気温15℃~24℃、湿度55%~65%の地域で生産されていることが求められます。
  • 高度3,000~6,000フィート(約600~2,000フィートの高台)の地域に植樹されていることが求められます。
  • コーヒー豆は、赤道を挟んで北緯25度から南緯25度の地域で生産されていることが求められます。
  • 生産農園と生産者へのトレーサビリティが確保され、それが明記されていることが求められます。
  • コーヒー豆は、十分に識別可能な、公平で合法的な農園または荘園で栽培されたものでなくてはなりません。
    
    

    「厳選アラビカコーヒー豆」にエントリーするには、コーヒー豆が以下の条件を満たす必要があります(SCA標準を参照)。350 gのサンプルが必要です。

  • 重大な欠点・瑕疵(完全に黒くなっている状態、完全に酸っぱい状態、さやの混入、カビの生えた豆、異物混入、豆が害虫による甚大な被害を受けた状態)がまったくないことが求められます。
  • 総量の1%以上の欠点・瑕疵(一部黒くなっている状態、一部酸っぱい状態、干からびた状態、さやの混入、一部の豆が害虫による被害を受けた状態)がないことが求められます。
  • 「クエーカーズ(未成熟なコーヒー豆)」が、熟したコーヒー豆に混入していることは認められません。
  • 焙煎前の生のコーヒー豆の緑色は、生産地、処理方法、熟成期間によって異なります。許容される緑色は、薄い黄色、黄緑色、緑がかった緑色、青味がかった緑色、青緑色です。(その中でも、薄い黄色、黄色がかった色、茶色がかった色は、スペシャルティグレードとは見なされません)。
  • 想定外の色が含まれていることは認められません。
 

アイデンティティ

製造元、農園、荘園、企業、小規模農家、ブランド代理店、ブランド販売店、農場の販売店、自家焙煎されたコーヒー豆の販売代理店、コーヒー豆を自家焙煎して販売する代理店が応募できます。

 

条件

  • 現地政府によって合法的に登記されているか、ISO9000、ISO14001、ISO18001、ISO22000、ISO50001(国際標準化機構、ISO)などの国際標準を遵守しているか、それに相当する認定を受けていること、認識できる関連情報を提供できること。
  • 毎年GSA委員会にノミネートされ、最初の条件を満たしていること。
  • 原産国が、国際コーヒー機関(ICO)のメンバーであり、その実践が国際コーヒー会議に準拠していること。
 

評価基準

最終評価は、合計の割合(ボーナス項目を含む)、品質メダル、過去の選考結果に基づいています。

項目 割合 説明
外装パッケージ10%袋は密閉され、未開封の状態で損傷がないかどうか(袋の一方向バルブ排気口がある場合、正常に使用できるかどうか)、香りがコーヒー由来書の説明どおりかどうか。
香り/アロマ15% コーヒー豆を挽いて粉にするところから、抽出してコーヒーカップに注ぎ入れるまで、香り/アロマはコーヒー由来書の説明を満たしているかどうか、または独特の香りがあるかどうか。
酸味15% 酸味は、pH値では説明できない新鮮または酸っぱい味がするかどうか。舌先や舌の両側面で味わえるかどうか、または喉の奥から味が広がり、快感を呼び覚ますかどうか。
まろやかさ/味わい15% まろやかさとは、舌の上で感じるコーヒーの重みです。リッチな味わいや軽やかな味わいが、飲む人に強い印象を残します。
フレーバー/口あたり15% 通り過ぎるそよ風を連想させるものから強い印象を与えるものまで、舌が感じる最後の体験、またはコーヒーによって生み出される最後の感動体験を一変させてしまう繊細で優美な品質。
環境フィードバックボーナス
(アイテムごとに0.5%アップ)
環境への配慮を実現している、再生可能エネルギーを使用している、人体に害を及ぼす原料から作られた成分を使用していない、生産プロセスで添加物を使用していない(関連情報を提出する必要があります)。
認証承認ボーナス
(アイテムごとに0.5%アップ)
コーヒー豆が「フェアトレードコーヒー豆」、「有機コーヒー豆」、「レインフォレスト ・アライアンス認証」として認証されている(関連情報を提出する必要があります)。
完全性20% すべての成分がコーヒープロフィールの説明を満たし、コーヒー豆の性能と味わいに独自性と一貫性があること。

製品の審査の流れ

  • 焙煎して1か月以内のコーヒー豆を、コーヒーのプロフィールと共に、World Latitude Caffe Prizeに送付します。
  • コーヒー豆の新鮮さと安定性を保つために、届いてから1か月以内に、GSA審査委員会がコーヒー豆を審査します。
  • World Latitude Caffe Prizeが、毎年4月に、World Latitude Caffe Prize公式サイトで「Annual Gold Award Coffee(年間ゴールド・アワード・コーヒー)」を発表します。国別トップ5もあわせて発表し、コーヒー品質メダル認証書を一度に送付します。

注意事項

  • すべての応募コーヒーに番号が付けられ、中身がわからないよう袋詰めされてから、GSA審査員に渡されます。
  • すべての応募コーヒーは、各GSA審査員に無作為に割り当てられて、審査と採点が行われます。審査中、公平を期すために、GSA審査員の間でコーヒーが無作為に交換されます。番号の情報は、一般またはGSA審査員に開示されることはありません。
  • すべての応募コーヒーは、GSA審査員が一斉に審査・採点します。
  • コーヒーを試飲して採点する前に、GSA審査員は口をすすぎます。次の応募コーヒーの審査・採点に影響が出ないよう、GSA審査員はコーヒーを飲むことはできません。
  • GSA審査員2名の間で、審査されたコーヒーの合計点数に10%以上の開きがある場合、3人目の審査員が審査を行います。
  • 応募者の皆様は、World Latitude Caffe Prizeの規則と選考結果に従う必要があります。採点に納得いかない場合でも、応募者の皆様は、過激で不当な抗議や不服を申し立てることはお控えください。主催者のWorld Latitude Caffe Prizeは、最終的な結果の変更解釈を行う権利を留保します。

詳細を確認するには

 

コーヒー豆の選考


(ブレンド / 1種類. /. 厳選アラビカ) 

 

 W.L.C.P. 栄えある受賞者